ミッドウィンターアップデートについて、プレイヤーの皆様にご報告をさせていただきます。
ここ数週間にわたり、数多くのプレイヤーの皆様からゲームに関するフィードバックを頂きました。1月に入り、入手アビリティによるドロー密偵の多用や、エムヒルが対戦相手の手札に干渉できるバグ、カードの効果が二重に発動する問題など、致命的な不具合を修正するパッチとホットフィックスを配信いたしました。しかしこれは始まりにすぎず、現在開発チームはカード名やアビリティテキストの再調整に加え、全体的なゲームバランスの改善に着手しています。
まず、我々がどうしてホリデーシーズンの前にアップデートを配信すると決断したのか、この場を借りて説明させていただきます。その背景にはさまざまな事情があったのですが、今では不適切な判断だったとチームの誰もが認識しています。
まずは技術的・ビジュアル的な変更についてお話をさせていただきます。これらの変更については、長期にわたって開発を続けてきました。これらは一見すると現在のゲームには利益をもたらさない変更であるかのように見えますが、機能拡張を含む将来的なグウェントのアップデートには欠かせない基盤となるため、なるべく早いタイミングでゲームに実装したいと考えていました。次にミッドウィンターアップデートで120枚を超えるカードを実装した背景ですが、まず我々はなるべく早くグウェントの基本カードの実装を完了させ、拡張パックの開発に移行したいと考えていました。また、当時は新カードを追加してから期間が経過しており、できれば皆様がプレイ時間を捻出しやすいホリデー期間前に配信することで、是非それらのカードを使って遊んでもらいたいと考えていました。しかし現実はというと、これらのカードが原因で、多くのプレイヤーの皆様に不快な思いをさせてしまいました。我々はこの一件から、新技術の実装と大量の新カードの投下を同時に行うべきではないという教訓を得ました。プレイヤーの皆様に新しいコンテンツを遊んで欲しいという気持ちが先走り、結果としてテストや調整がおろそかになったことについて、今では誰もが後悔しています。
このたびはプレイヤーの皆様に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。今回我々が得た教訓を忘れることは決してありません。今後同じような問題を起こさないよう、全身全霊で開発・運営に取り組んでまいります。
具体的な計画を申し上げますと、既に開発チームは、ドワーフの問題を含む、バランス調整のアップデートに着手しています。1月に配信したパッチとホットフィックスが修正したのは致命的な不具合のみですので、残りのバグの修正や調整を、次回のアップデートで行います。また2月初旬以降、カードのバランス調整はランクモードのシーズン終了後にのみ行うことを宣言いたします(致命的な不具合の修正は、適宜行わせていただきます)。
「グウェント」はコミュニティの皆様なくしては存在しえません。数多くのフィードバックを頂いた皆様に、重ねて御礼申し上げます。 今後とも「グウェント」をよろしくお願いいたします。
グウェントチーム